Alicia Keys : Girl on Fire (2012)

新生アリシア・キーズを予感させる、期待の最新アルバム！

グラミー賞14冠を誇るシンガー・ソングライター/プロデューサーのアリシア・キーズが、キャリア5作目のオリジナル・アルバムを11月27日にリリースすることを発表した。アルバム・タイトルは『ガール・オン・ファイア』で、このタイトルについてアリシアは、「“ガール・オン・ファイア”とは、自分の内なる言葉に耳を澄ませること、本能を信じて解放させ、自分自身を信じることを意味しているの。このアルバムを制作する前の私は、真実を理解されずに苦しみ、まるで檻の中にいるライオンのような気持ちだった。でも、本気で何かを変えたいなら、もう言い訳は止めようと決めたわ。だから私は“ガール・オン・ファイア（燃える女性）”になったの。そう、檻の中のライオンはついに解き放たれたのよ！」と語り、アルバムへの強い思いをうかがわせた。出産のために音楽活動も自制気味だったアリシアだが、ジェイ・Zとの「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」の大ヒットや映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』への楽曲提供など、その活躍ぶりは常に注目を集め、今作がオリジナル・アルバムとしては前作から約3年ぶりとあってシーンからの期待度も非常に高い。
その気になる今作の音楽制作陣には、長年の音楽パートナーであるケリー“クルーシャル”ブラザーズが継続して参加する中、公私共にパートナーであるスウィズ・ビーツ、幾度のグラミー賞受賞歴を誇る名プロデューサーのベイビーフェイス、前作での共演も記憶に新しいジェフ・バスカー、注目のギタリストで俳優も務めるゲイリー・クラーク・Jr、有望なアーバン・プロデューサー・デュオのポップ&オーク、そしてイギリスからもエミリー・サンデーやジェイミー・エックス・エックスといった新顔を招いている。
結婚・出産を経て、様々な心境の変化を迎えたと思われるアリシア・キーズ。シングル曲以外にも「ニュー・デイ」や「ブラン・ニュー・ミー」といった新境地を感じさせるタイトルの楽曲を発表しているが、今作では全く新しいアリシア・キーズに出会えることになりそうだ。

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